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2025.01.03

ボカシ肥料~有機農業の協力なパートナー~

目次

 

01|ボカシ肥料とは

ボカシ肥料の定義と特性

 

02|ボカシ肥料の効果

ボカシ肥料の効果的な使い方

ボカシ肥料の効果と他の肥料との違い

 

03|ボカシ肥料の使い方

ボカシ肥料の元肥や追肥での使い方 と注意点

 

 

01|ボカシ肥料とは

 

 

・ボカシ肥料の定義と特性

 

ボカシ肥料とは、米ぬかや油かす、鶏糞などの有機質肥料を主な原料とし、

それらを微生物により分解、発酵させて作る肥料のことを指します 。

“ボカシ”とは日本語で”薄める”を意味し、肥料分を土に混ぜて薄めることから、その名前がつきました

 

ボカシ肥料は、すでに発酵しているため、土の中の微生物が多く、すぐに植物に効きます。

また、有機物を原料にしているので、肥料効果が持続することもポイントです。

また、ボカシ肥料は化学肥料とは異なり、土壌を酸性にすることなく、植物に必要な栄養素を供給します。 

 

 

02|ボカシ肥料の効果

 

 

・ボカシ肥料のメリット

 

ボカシ肥料は、有機肥料と化成肥料のいいところを合わせた優秀な肥料です。

効果が出やすく、効き目も長続きするという特性を持っています。

また、有機物を原料にしている為、環境によく有機栽培にもってこいの肥料です。

 

ボカシ肥料の効果的な使い方

 

ボカシ肥料は、効果が出やすく、じっくり長持ちするのが特徴です。

そのため、植物を植え付けた後でも、生育を促すタイミングでも与えることができます 。

ただし、効果が強いため、肥料焼けを起こしやすいというデメリットもあります。

植物の状態を見ながら、少なめに施すのがポイントです。

 

 また、ボカシ肥料の効果を最大限に引き出すためには、肥料を均一に散布し、土壌に混ぜ込むことが重要です。

肥料を散布した後は、水や雨による流出を防ぐために、上から土をかぶせることをおすすめします。

 

 

03|ボカシ肥料と有機農業

 

ボカシ肥料は、有機農業の強力なパートナーと言えます。

化学的に合成された肥料や農薬を使用せず、自然の循環を活用する有機農業において、

ボカシ肥料はその効果の早さと持続性で大きな助けとなります。 

 

自然と共生する農業の未来を切り開くために、一緒にボカシ肥料を活用した有機農業への挑戦を始めませんか。