目次
01|はじめに
02|有機野菜とは
03|無農薬野菜とは
04|有機野菜と無農薬野菜の違い
05|あなたの選択をサポート
01 |はじめに
有機野菜と無農薬野菜はどちらも似たようなイメージがあると思います。
この記事では、有機野菜と無農薬野菜の違いについて詳しく解説します。
02|有機野菜とは
有機野菜とは、化学肥料や化学合成農薬を使わず、自然の力を最大限に活用して育てられた野菜のことを指します。
土壌の生物活動を活発にし、作物の自然な生長を促進することで、健康で美味しい作物を育てることが目指されています。
03|無農薬野菜とは
無農薬野菜とは、その名の通り農薬を全く使用せずに栽培する方法のことを指します。
ただし、現状では無農薬であることを証明できる厳格な基準や規定、それを認定する機関がなく、消費者が間違った認識をしないようにするため、農林水産省によって「無農薬」の表記は禁止されています。
04|有機野菜と無農薬野菜の違い
有機野菜と無農薬野菜は、どちらも化学肥料や化学合成農薬を使用せずに栽培される野菜を指しますが、その定義や認証方法には違いがあります。
有機野菜と無農薬野菜の定義と認証方法
有機野菜は、指定の化学肥料や農薬などの「無機質肥料」を使わず、魚粉や油粕など植物性・動物性由来の「有機物肥料」を使って育てられた野菜のことを指します。
有機野菜の認定には農林水産省が定めた「有機JAS規格」の条件を満たす必要があります。
有機JASには、下記のような規格が設定されています。
・禁じられた農薬や化学肥料を使用しない
・遺伝子組み換え野菜ではない
・種まきまたは植え付け前の2年(多年生の作物では3年)以上の期間、有機的管理を行った田んぼや畑で生産されたものである
生物や自然環境にできるだけ負荷を与えない食べ物、栽培されていた環境や過程などが確かなものであることを法律に基づいて証明するのが有機JAS制度です。
一方、無農薬野菜は、その名の通り農薬を全く使用せずに栽培する方法のことを指します。
ただし、現状では無農薬であることを証明できる厳格な基準や規定がありません。
実際には過去に使った農薬が土壌に残っていたり、近隣の畑から農薬が拡散したりすることも十分にありえます。
05|あなたの選択をサポート
有機野菜と無農薬野菜は、どちらも化学肥料や化学合成農薬を使用せずに栽培されるという共通点がありますが、その定義や認証方法には違いがあります。
これらの違いを理解することで、自分にとって最適な野菜を選ぶ参考になるでしょう。
この記事があなたの選択をサポートする一助となれば幸いです。
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